漫画家を目指す!漫画家志望者の生計の立て方

漫画家を目指す人は修行しながら生計を立てなくてはいけません。それもいつデビューできるかわからない状況の中、カツカツの生活費の中で暮らさなければいけないのは辛いものがありますよね。
では漫画家を目指す人はどのように生計を立てればよいのでしょうか。

漫画家を目指す・デビューするまでの生計の立て方

ライフプランニング6 お金

漫画家アシスタント

漫画家を目指す人がお金を稼ぎながら漫画の技術を磨けるのが漫画家アシスタント。売れっ子漫画家のそばで仕上げなどの作業を手伝いながら、漫画家を目指す心構えと技術を学んでいきます。
給料の支払い方法は漫画家によって違い、またその額も大きく異なります。
24時間働いて一日8000円のアシスタントもあれば、一ヵ月の生活費を賄えるくらいの報酬を受け取れるところもあります。
しかしアシスタントとして仕事を頑張れば頑張るほど、自分の作品を描く時間と熱意が失われていくという可能性もあります。

正社員になる

これは漫画家を目指すと決めて、さらに企業に就職するという生計の立て方です。
収入が安定するので精神的に追い込まれず漫画を描くことができるでしょう。またビジネスマナーなども身につくので漫画家としてデビューしたあとも、締め切りを守る・人の意見に耳を傾けるなど作品作りに役立つ常識が身につきます。
その一方で会社員としての仕事が忙しい・金銭面で安定しているので漫画家にならなければいけないという緊張感が無いという理由でいつの間にかデビューを諦めてしまう可能性も出てきます。
正社員として漫画家を目指すのであれば、つねに漫画家になる・漫画を描くという志を持つことが重要になります。

フリーターになる

アルバイトで生計を立てながら漫画を描き続けるという選択肢です。シフト制のアルバイトであれば時間的に融通が利くので漫画を描く時間をとりたいときには良いかもしれません。
またフリーターとして働きつつ漫画家アシスタントを兼任している人もいるようです。
フリーターとして漫画家を目指す場合には、「この生活は◯年間だけ」と自分で期限を決めたほうがよいかもしれません。
期限を決めたほうが漫画家デビューへの想いが強くなるという理由のほかに、長年フリーターをしていると漫画家道に挫折したあとの軌道修正が効かなくなるからです。
厳しいようですが漫画家を目指すフリーターであっても、デビューしない限り職歴は「フリーター」なのです。

まとめ

漫画家を目指す人は好きなことをしながら、どうやって生計を立てるかという壁にぶつかります。
漫画家アシスタント・会社員・フリーター……どの道を選択するかによって、漫画家デビューへの道のりも変わってきます。
ただしひとつ共通しているのは「自分の作品を描き続けなければデビューはできない」ということ。
どのような生計の立て方を選んでも漫画家を目指すという熱意を持ち続けましょう。

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